「教員しか入れない保険ですよ」
こんなセールストークに促されるままジブラルタ生命の教弘保険に加入していませんか?
教員の6割が加入すると言われている教弘保険ですが、実は他社の保険とそこまで差がないんです。
むしろ教員向けにしては保険料が割高なことも。。
営業マンは保険のプロでもあり、セールスのプロでもあります。
この記事では、
- 教弘保険の大きなデメリット
- 教員がやりがちな間違い
- 教員はどうやって保険を選べばいいか?
をお伝えします。
最後までお読みいただき、大切なお金や家族の健康を守っていきましょう。
今、教員を取り巻く環境がどんどん悪化しているのをご存じですか?
あわせて読みたい700万円ダウン!?教師の給与・退職金のヤバい実態公開……
タップできる目次
意外と知らない教弘保険のデメリット4選
まずはあまり知られていない教弘保険のデメリットから見てみましょう。
「教員だけが入れる特別な保険ですよ」とすごく良いことのように言われますが、実際には、
▶保険内容は他社と変わらない(むしろ複雑)
▶その結果、保険料が高くなる傾向にある
特別な保険だからといって必ずしも良い保険とは限らず、大切なのは今の生活にピッタリ合う保険を見つけることです。
決してジブラルタ生命(教弘保険)が悪いのではありませんが、「とりあえず」で保険選びをすると取り返しのつかないことになるかもしれません。
デメリットを一つずつ見ていきましょう。
①実は保険料が割高
パンフレットの通り、なぜか教弘保険はそもそも教職員向けと思えないほど高額な保障を前提としています。
不要なオプションが満載なのです。
実は教員は健康保険制度や休暇制度がかなりしっかりしています。
サラリーマンと比べると、もともと保険に入る必要があまりないのです。
「教員には保険がいらない」本当の理由まとめ|サラリーマンとの違いは?
コスパの良い保険で私のイチ押しは教職員共済のトリプルガードです。
保険料は教弘保険の半額以下の水準です。
教職員共済にも「更新後に保険料が上がる」デメリットがあるものの、シンプルな保障・格安の保険料が魅力的ですよ。
教職員共済トリプルガードはデメリットあり!評判と安さのヒミツを調査
②教員をやめると更新できない可能性も
34歳までは「ユース教弘保険」
35歳以降は、更新によって「新教弘保険」に移行することになります。
ユース教弘保険に加入中に教員を退職すると、更新ができなくなるので注意が必要です。
③不要なオプションが多い
前述の通り、教員には保険がほぼ必要ないと言っても過言ではありません。
教員の制度のポイント
- 大けがや病気をしてもほとんど医療費がかからない
- 仮に丸3年働けなくなったとしてもクビにならず、手当金ももらえる
教員は医療費が月100万かかったとしても25,000円の自己負担で済むのですが、こういった制度はあまり知られていません。
セールストークに流されず、本当に必要な保障が過不足なくついているかを見極める必要があります。
「教員には保険がいらない」本当の理由まとめ|サラリーマンとの違いは?
④ポイントが貯まらない
意外と盲点なのが、保険料の支払いが口座引き落とししか使えないところ。(一部商品を除く)
クレジットカードで買い物をすると0.5~2%程度のポイントが還元されますよね。
一般的には保険料もクレカ払いにすると、その分ポイントがもらえます。
日本人平均の保険料だと、一生のうちに支払う保険料は合計2,160万円です。
例えば還元率1%のクレカで支払うとすると、なんと生涯で216,000円がポイント還元されます。
2,160万円×1%=216,000円
しかしジブラルタ生命の保険商品はクレカ払いに対応していないため、これだけのポイントを損していることになります💦
教弘保険のメリットって何?
ただし教弘保険にもメリットはあります
1つは、教弘保険を契約すると同時に弘済会の会員になること。
これにより宿泊施設の割引や本の購入でポイント付与といった特典が受けられます。
(でも実は無料で会員登録すれば誰でも弘済会員になれてしまうので、必ずしも保険に加入する必要はなかったり…)
2つ目のメリットは、相談の手間が省けること。
教員は朝から晩まで仕事という人も多く、土日も部活動などでつぶれるので、休み時間に話を聞ける点では時短になっていいですね。
でも保険会社を1つに絞って保険選びをするのはとても危険なんです!
ジブラルタ以外の保険も選択肢にしよう!
1社からしか話を聞かないと、他社商品と比較をしないまま契約することになってしまいます。
そのため、保険を選ぶときには必ず複数の保険会社の話をよく聞き、商品の特徴や保険料を比べてみることが大切です。
保険料はずっと払っていくものなので、月々のわずかな保険料の差が結果的には10万…50万…100万…と積み重なります。
毎月ただ掛け捨てにするよりも、少しでも貯金や投資に回して将来のために備えたい!ですよね。
とはいえ毎日忙しい中で、複数の会社で資料請求や相談するのは大変💦
そんなときは保険代理店を利用してみましょう。
教員が保険代理店を利用すべき3つの理由
保険代理店を利用するメリットは以下3つです。
- 保険料が安くなる可能性大!
- 信頼できるFPで安心!
- オンライン相談で時短できる!
保険代理店は複数の保険会社と契約していて、保険会社と私たちをつなぐ橋渡しのような役割を果たします。
そのため保険の比較がカンタンにでき、自分にピッタリの保険を見つけることができます。
時間を作ってでも保険代理店に相談することで保険料を大幅に節約でき、相談は無料。
我が家では代理店に相談したことで、たった3時間で毎年24万円の節約に成功しました。
メリットを1つずつ見ていきましょう。
①保険料が安くなる可能性大!
大手の保険代理店では、20社~40社ほどの保険会社を紹介可能です。
例えばジブラルタ生命のセールスマンから営業を受ける場合、契約できるのはジブラルタ生命の保険のみとなります。
しかし保険代理店を使うことで、選択肢がジブラルタ、日本生命、アフラック、ソニー生命、明治安田生命…などのたくさんの会社から自分に合うものを選択できます。
今と同じ保障なのに、保険料が毎月3,000円オトク!
といったことも可能です。
②信頼できるFPで安心!
保険代理店の担当者は保険募集人資格に加え、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っていることが多いです。
保険はもちろん、投資、結婚、教育、住宅ローン、老後、相続まで、ありとあらゆるお金のプロフェッショナルになるための資格です。
一方で保険会社専属のセールスマンの場合、FP資格を持たない人も少なくありません。。
代理店では保険以外の家計相談などにも対応してくれるため、信頼できるFPにお金回りのことをすべてまとめて相談できます。
③オンライン相談で時短できる!
有名なのは「ほけんの窓口」ですが、教員には店舗型よりも訪問型やオンライン型がおすすめ。
わざわざ出かける必要がなく自宅で相談できるので、特に準備物がいらず、受け身でOKだからです。
特に今はZoomでの会議に慣れている方も多いと思います。
来客があるとなると家の片づけなども大変ですが、オンラインなら部屋の一部しか映らないので、保険のことだけに集中できます。
お忙しい教員の皆さんにぴったりと言えますね。
また店舗ではどうしても周りに人がいるのが気になって詳しい相談ができない人も多いです。
オンラインや自宅であればプライベートな環境が守られるため、家計の詳しい話をすることもできます。
信頼できるオススメ保険代理店3選
保険代理店と一口に言っても、質はもちろん様々。
ここでは当サイトで独自に調査した結果、信頼できる代理店を3つに絞ってお伝えします。
当サイト推薦の保険相談3選
1位:保険見直しラボ :業界歴平均12.1年のベテランを厳選。質の高い相談を受けたい方におすすめ✨
2位:保険見直し本舗:相談実績1万人以上。オンライン相談したい人におすすめ✨
3位:ほけんのぜんぶ:「子育て世代におすすめしたい」「安心して相談できる」サービスNo.1✨
最大手である保険見直しラボ のFPは平均経験年数12.1年とベテランFPぞろいでNo.1。圧倒的に質の高い提案を受けられます。
取り扱っている保険も30社以上と多く、相談は何度でも無料で強引な勧誘もありません。
安心して気軽に相談できます。
>保険の無料相談では何ができるの?詳細を見る
教員(公務員)は保険制度が特殊なので、保険の見直しをすることで毎月5,000円~2万円ほどの保険料節約になることも。
時間も手間もかけたくない方ほど、迷うときはまず一度プロに相談するのがおすすめです。
どの会社を選べばいいかわからない方は、以下の記事に各社の口コミや評判をまとめたのでぜひご覧ください👇
教弘保険に入っているなら保険を見直す価値あり
この記事では、教弘保険のデメリットをお伝えしました。
意外と知られていない保険料の高さ。
教弘保険に入っている方は、一度「見直し」をおこなうことで保険料が大幅に節約できる可能性がかなり大きいです。
このタイミングで、家族を守ってくれる大切な保険を見直してみてはいかがでしょうか?
保険選びを自分でやろうとすると、間違った商品を選んでしまうことが多く、時間のムダになりかねません。
素人の保険選びは運任せになりがちなので、最初の入り口からプロの手を借りるのがベストです。
FPは多くの保険会社の商品を取り扱っているため、とても視野が広く、投資や税金などの専門知識も豊富です。
よりあなたに合ったライフプランを提案してくれますよ。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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